巡察

2002.07.16

祇園祭 : 京都


夏です!祭りです!祇園祭宵山です(^▼^)/★
「祇園祭」は祇園にある八坂神社の祭礼で
千年を超えて続けられている日本三大祭の一つ★
昔は祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)と言われていて、
この季節、大雨で鴨川が増水し疫病が蔓延するということで、
悪疫退散を願って催された祭礼がこの祇園祭★

その祇園祭宵山ともなると新撰組FANは疼かずにはいられませんよね?
そう、旧暦六月五日、池田屋騒動その日であります★ ※池田屋騒動は宵々山
これに託けて京都巡察決行であります(゚■゚)>

前日から台風七号による天候影響が心配されていました★
ちょうど関西地方通過と宵山の日が重なっていたので…はらはら…
が、なんとか夜のうちに通り過ぎてくれたようで★
日頃の行いか、人々の思いが天に届いたのか?
なんせ日本三大祭の一つですからね★ 全国から人が集まります★
「晴れてくれ〜」CALLは烈しかったはずです(^〜^)

放下鉾 朝八時過ぎに家を出て、京都には十時近くに到着しました★
祭を代表する三十二基の山鉾を昼間にできるだけ取材しようと思い、
降り立ったのは阪急烏丸駅★
この周辺、烏丸通・室町通・新町通を中心として
山鉾町が集まっていて、山や鉾が待機されてあるのです★

駅を出て早速、山を発見★
…が、台風に備えていた為でしょう…
装飾品や駒形提灯が取り外されている状態…(゚_゚)
ほけ〜★ と眺めていれば、
しばらくしてわらわらと町衆が集まってきました★
どうやら飾り付けの準備を始めだしたようでした★

放下鉾 あっちこっちで祭りの準備が進められ、街が賑わい始めました★
通りを一つ隔てればすぐに他の山があるという距離間★
孟宗山・占出山・山伏山・月鉾・放下鉾
・南観音山・北観音山・八幡山・役行者山・鈴鹿山
〜と廻って、「これは親切だなぁ」と思ったのは、
山や鉾の一つ一つにその由来や何やを綴った立て札が
用意されて解説が述べられていること★
ちゃんと由来があって趣向を凝らした特色があることが分かります★

立て札に気を取られていれば、道々には露店や屋台が出来始めました★
金魚すくい、やきそば・たこ焼き、ピンボール、赤髭危機一髪…などなど(゚o゚)
すごい勢いで祭りムードが起ち込めてきて、
自然、自分もテンションが高まっていくのを感じました★

それと同時に高まったのは気温…
台風がどうしたというのだ?とでもいった陽気で、
十時半過ぎにはもうカンカン照りの夏日万歳といった暑さ★
まさかそこまで晴れ上がるとは思いもよらず、
帽子を用意しなかったことは失策でした…(+△+;)>暑っ

松坂屋 鼻の頭に滲み出る汗を拭き拭き町家の軒先下の陰に非難★
格子越しに目にしたのは立派な鎧っ★ 「屏風祭」です★
町家で秘蔵の屏風や書画といった御宝を展示する為に呼ばれる
祇園祭の別名ですが、これが楽しみでした★

覗き見状態で拝見させてもらいました(^▼^)>
屏風祭りは室町通や新町通の六角通を下がった(南側)あたりの
松坂屋・山田家・吉田家、錦小路角の池垣家といった
旧家で見ることができます★ 旧家なだけあって御宝のグレード高いです★

何軒か廻って御宝を物色(え?)させてもらうも、
御贔屓さんの招待客だけしか招いていない御宅もあって
「一般の観光の方は申し訳ありませんが…」
と断られることもありました(+_+)>残念★

そんなノリで偶然上がり込んで凄い物が拝見できたのは、
とある帯屋の問屋さん★
祇園祭の為にオフィス内に帯の展覧会場を設置したとのことでしたが、
その帯もただの帯ではないあたりがすごいところ★
たしか小豆繭といったっけ? ←名前控えなかったからうろ覚え…

明治天皇の后、昭憲皇太后が養蚕をしていて
そこから突然変異で新種の繭ができたのが小豆繭★
通常の繭より1/5程度の大きさで絹糸も細い極上品らしいです★
その極上シルクで織り上げた帯が展示されてました(゚o゚)

どうもこのシルクは光に弱いということで(他に見学客がいたら)
撮影禁止とのことだったのですが、飾られていた皇后陛下の写真は
撮らないということで、撮影許可を頂けたのはラッキーでした★
また、愛子様が御使用している布団もこのシルクで織られた物で
展示場にはそのレプリカが厳かに奉られて(雰囲気)いました…豪華★

偶然にもすごいものに魅せられて胸高まるも、
ひと涼みできたのでサクサク巡察を進めます★
浄妙山・黒主山・鯉山までまわったところで気付いたのは
山鉾町によって「ちまき」や「護符」が違うということ★

祇園祭りにつきもの一つ「ちまき」★
”夏越(なごし)の祓い”のときにくぐる「茅の輪」が変化したもので
食べられる「ちまき」ではなく、家の門口につるして
翌年の祇園祭に新しい「ちまき」と取り替えるまでの一年間、
厄除け・災難除けとするものです★

護符(ごふ)とは、各山鉾で授与される「お守り札」のこと★
これが山鉾の祭神の縁起や由来によって、
山鉾ごとにそれぞれ異なっているのです★

ちょうど鯉山でそれと気付いたのは
鯉山が立身出世のお守りを置いていたから★
(就職活動中なのでやっぱり目に留まりました)
登竜門の故事に引っ掛けたのが鯉山ということで
ちまきも鯉の激流登りが描かれた絵馬付き★
もう神頼みにも近い思いで、
即ちまきとお守りを購入しました(゚〜゚)>

因みに御値段は各山鉾によって差がありますが
だいたい、ちまきは¥500〜¥1000程度のものが多かったです★
・山伏山・占出山・菊水鉾・函谷鉾・鶏鉾・白楽天山
〜と廻って、縁結びや無病息災といったオーソドックスなものから、
他に面白いものでは魔除けのちまきや夜鳴き封じの鳩笛と鳩鈴、
雷除け・安産のちまきといったものも見掛けましたよ★
希望の護符を求めての宵山見物を楽しむのも一興ですね○(゚▼゚)。

函谷鉾 月鉾

また、山鉾によってはちまきを購入すると山に上らせてくれる
というものもあり(だいたい¥1000ちまき購入の処)
幼稚園児が団体で押しかけている山もありました★
函谷鉾・鶏鉾・菊水鉾・岩戸山・月鉾・船鉾・南観音山などは
会所の二階から渡り橋を架けて
山鉾に上がることが出来るようになってました★

そして、目を見張ったのは山鉾を飾る水引や人形が
山鉾巡行の前日まで一室を設けて展示されてることです★
待機している各山鉾の近くにそれぞれ設けられていて
場所によっては京家の独特な造りの為に、
人家の奥まで入り込んでいって見せてもらえる処もあります★

山鉾巡行では遠目でしか拝むことの出来ない品々が
手に届く距離で(触ってはいけませんが)じっくり拝見できるのです(゚o゚)
すでに何百年も使い続けられてきたものもあり、
町衆の手で大事に保管されてきたことが伺えました★

 浄妙山 鈴鹿山 

船鉾・木賊山・芦刈山・油天神山・太子山〜と廻ってすでに時間は十二時を過ぎ★

太陽は頭上に昇ってジリジリ照り続けています(+_+;)
噴出す汗を拭い拭い目指すは壬生寺★

肥後藩屋敷址 油小路通まで来ていたのでそのまま西に足を向けて
堀川通、大宮通を横断して(途中コンビニで涼んでから)
仏光寺通を進めば、偶然にも肥後藩屋敷址発見★

どうして拙者が興奮するのかわかります?
それは…山南さんの脱走・切腹事件に関係しています★
ある同時代史料で「切腹の前日、壬生屯所から大勢の隊士が武装して走り抜けていった…」
という記述を、ある肥後藩士が書き残しているのです★
どうして肥後藩士が…と考えれば、壬生寺近くに肥後藩屋敷があったからで、
新撰組隊士が総動員で駆け抜けていけば気付くというもの(゚o゚)
(書き残すというほどの騒動だったのだから、
やはり総動員の出動は山南さんの追捕だったのでしょうか?)

ということで壬生寺近くとはいっても肥後藩屋敷址って何処よ?
ってなところで発見した為に思わずシャッターを切った次第★

興奮冷めぬまま、壬生寺に到着★ 早速近藤さんに挨拶(゚〜゚)>
ここでとある通称カメラマンというおじさんと仲良くなりました★
五条の方に新撰組が好きで、趣味から新撰組資料館(?)
(グッズのお店かな?)をつくってしまったという人とお知り合いということで
連絡先まで教えてもらっちゃいました★
噂には伺っていた五条新撰組店(仮)に近付く有力情報をGETです★

また、木陰で涼んでいた女の子とも御友達になりました(^▼^)
日野新撰組同好会の一会員M嬢★ 聞けば東京からやって来たとのこと★
御目当ては勿論新撰組!好き者同士で話が弾みました★
折角なので〜♪と、一緒に新選組隊士等慰霊供養祭に臨みました(^〜^)

新選組隊士等慰霊供養祭 一時過ぎ頃からちらほら参詣者が増え始めました★
どう見てもやっぱり新撰組関係で集まってきた面々…
といった雰囲気★ (なんとなく判ってしまいますね)
既に京都新選組同好会の局長・副長の姿も発見★
中には一般の方でダンダラ羽織を着てきたツワモノ(笑)
までいました★
←各参加同好会の人に混じって目立たないあたりスゴイ…

一時半、事務所の方から二人の虚無僧を先頭に行列が続き、
壬生塚で新選組隊士等慰霊供養祭がいとなまれました(゚_゚)
各会代表者が最初に参拝して、後に一般参加者が焼香をあげました★
…歳三・総司忌の時にも思いましたが、
正しい焼香のやり方を学ばないと結構恥かしい思いをしますよ?(+_+)>

それが第一部として、二時頃から新選組隊士等慰霊供養祭第二部として
剣技・詩吟等の奉納が行われました★
警察署の剣道部(?)の方々の立会いを生で見ることが出来ました★
次に天然理心流からお二人、剣技奉納で幾つかの型を示してくれました(゚o゚)
もう感動ものです★ 初めて天然理心流の剣技を見ました★ しかも生で!!
天然理心流で有名なあのぶっとい棍棒(木刀)…握るのもやっとといった太さです★
そして!小説や文献で聞き知ってはいた、
龍尾剣がどんなものかこの目で確かめることが出来ました★
龍尾剣といえばっ、「永倉さ―――――――んっ」(>■<)M嬢御同様(叫)

また真剣で簀巻き斬り(何ていうの?)も見せてもらえました★
その後、深山流吟詠会の方々が壬生寺奉納吟として、新撰組を詠って聞かせてくれました(゚o゚)
「一閃 鍔は鳴る 必殺の 技 剣に泣き 花と散る 新撰組」 …カッコ良過ぎますっ(感動)!!

魂抜かれましたぁぁ 一段落着いてから会場を出ると、
先程剣技奉納で立ち合ってくださった御二方を発見★
すかさず記念写真を撮らせてもらいました(^▼^)
「折角だから一緒に〜」と誘って下さって、真ん中に立たされると、
「真ん中で写真に写ると魂抜かれるんだよ?」
…なんて言われて「えぇぇぇぇえぇ!?」みたいな(笑)

因みに着物の紋付けから伺って、
向って左が土方さん、右が沖田さんでした★
「魂抜かれるよ〜」といって笑わせてくれたのは
沖田さんでした(やっぱり?)★

新撰組集結 そうこうしている間に三時過ぎ…
壬生寺境内前に続々と新撰組隊士が集結し始めました★
京都新選組同好会の面々です★
羽織袴を着てタクシーで現れる様には絶句もの…(爆笑っ)
四時から予定されている池田屋騒動記念パレードの為に
皆さん興奮気味です★

そして、M嬢の紹介でパレードの応援に駆け付けた
日野新選組同好会の局長さんと(隊士名)吉村さん、
姫路から駆け付けたという新入隊士の(隊士名…なんだっけ?度忘れっ)○○さんらと御知り合いになりました★

応援隊士の参加は十名ということで京都新選組同好会から制限があったという事だったらしいのですが、
この日、日野新選組同好会からは四名の参加者が駆け付けたとのことでした(^◆^)/★
しばし歓談してとても気持ちの良い方々だったので拙者も嬉しくて仕方がありませんでした★

時間が迫るにつれてまた一段と見物客が壬生寺に押し寄せてきました★
興奮も高まる中、副長の下に駆け付けたのはKBS京都ラジオ局の方★
どうも生放送の枠でこの後のパレードを宣伝するものだとのこと(^◆^)
生放送ということで録音を頼むこともままならなかったのが口惜しいっ(悔っ)

一番真正面近くでカメラを構えて耳を傾けていたのですが全部は聞き取れず、
同好会発足のあらましや新撰組について、これからのパレード、
そして同好会への勧誘といった内容を語られていました(ほとんど全部っ)★

時間一杯となって午後四時、副長が扇子をかざし一番隊を率いて
「新撰組出発」の号令が壬生寺に響き渡りました★
この瞬間の写真を撮って一同カメラ持参の者は壬生寺門前までダッシュ!!
どうしてかって? 次の写真を撮る為ですよ★
壬生寺門から出てくる新撰組!絵になるんですよ!(>■<)

門前ダッシュ⇒  

M嬢と息を切らせながら「バッチリ撮れたねv」と興奮しながらも気付いたのは空…
どうも雲行きがあやしかないか?といった感じで思わず二人、顔を見合わせました★
昼間の照りつけていた太陽が雲に隠れてドンヨリ…空気も湿気を帯びてムシムシしてきて…

「ただでさえ暑苦しいのに勘弁してよ〜」とうだりながらも一行は四条通へ★
面白かったのは踏み切りや信号で行列が分断される都度、
一番隊が「止まれ」「進め」と音頭をとるやり方でした★

ずっと一行と並行して歩道を付け歩き、
先頭を飾る誠を染め抜いた隊旗が重いらしいことに気付きました★
旗を掲げている棒がしなっています…
旗持ちも小休憩毎に交代で持ち歩いていきました★

と、その時でした…ぽつぽつ…と雨が降り出しました★
ぽつぽつ程度なら行ける×2と楽観していたのも束の間★
いきなりダダダダダ―――――――――――ッと土砂降りに!
慌ててカメラやビデオ機材をタオルで保護して携帯用折畳傘を装着★
(朝、出掛けに母上に持たされたものが役に立ちました★)

が、隊士の面々はたまったものではありません(T◆T)
皆だばだばに羽織袴を濡らして、役に立っているのは高下駄くらい…
「うお〜羽織が重てぇ…」「うわぁ染み込んでる…」といった場景→
思わず番傘を用意して手渡してあげたい衝動にかられました(T◆T)
大粒の雨に打たれてウンザリ顔の面々を前に
副長の「しっかりしろっ!」という一喝が皆の意志を打ちました★
さすが副長!カッコ好いぞ♪てなもんで我らも雨に負けじと歩を進めます★

一番頑張ったのは旗持ち★ 雨水を含んでより一層重くなった隊旗…
もうこれ以上は〜!ってくらい、ぶるぶる腕が震えているのが見て取れるくらい★
頑張ってください!という声援を送りながら一行は進む★

烏丸通あたりまで差し掛かると、祇園祭の一般観光客にもこの一行が目に留まり
何だ何だ?映画の撮影か?といったように好奇の眼差しが注がれるようになります★
何も知らなくてもくっついて歩き出す人も出てきます★
が、「何々?着物着てるよ〜?白虎隊?」…という黄色い声を耳にした時には
M嬢と一緒にコケました…(T_T)白虎隊…?こっちが聞きたいよ…(笑)

大きな交差点を渡り切る様は壮観★
カラコロと高下駄を鳴り響かせて進みます★

一見四十名程度の一団で集合すると
それほど多いという感覚は無いのですが
列になって練り歩く様は迫力です★

雨の方は降ったりやんだりが続き、
降る時にはスコールよろしくといった具合にスサマジイ勢いで降るものだから、
隊士の皆さんはもう「なるようになれ!」とばかりに堂々と歩き続けてました★
その間も高下駄のカランコロンと心地良い音が響きます★

その音に聞き惚れながらカメラを構えていると、
沿道で手渡されたのは号外瓦版★
京都新選組同好会が事前に四条通沿道で手配をしていたものでした★
しかし、配っていた浴衣の御姉さん達も雨のことは予測できていなかったようで 瓦版も濡れてしまっていました…
(しっかりもらってきましたけどね(^〜^)>)

また沿道では祇園祭用に用意された団扇を
いたるところで配っていたので
我らも一本二本と手にとって扇ぎながら一行に続きます★

この間、残念だったのは専属カメラマンとの衝突でした…
我らの周りにもこのパレードが楽しみで遠くから来たFAMの方々が大勢カメラを構えていたのですが、
同好会手配の専属カメラマンと名乗る女性二人組みが、絶好のショット場面は全て前に出て
撮影を独占してしまう為に、沿道ではブーイングの嵐が吹き荒れたのです★
拙者も遠慮しながらも撮りたい場所で控えめにカメラを構えていたのですが
「専属なので(ギラッ)」と怖い顔で睨まれて押し退けられてしまいました…(T_T)OUTH★
M嬢も二度三度と睨まれては睨み返しながらカメラを回してました★

悔しい気持ち半分ですが、あれは如何なものでしょうか?
譲り合う気持ちも必要なのがプロのカメラマンなのでは?睨まないでよ…(゚_゚;)ねぇ?
「これじゃぁ、悲しいね?」と語り合わずにはいられないショッキングなものでした…
が★ めげずに河原町にさしかかる頃にはM嬢と二人して先頭を突っ切り、
八坂神社目指して先行しました★ 八坂神社石段下でカメラ、スタンバイです(笑)

新撰組整列 新撰組抜刀 新撰組勝鬨

しばらくすれば雨も上がって、五時半、続々と一番隊から三番隊までが八坂神社の石段に整列★
すでに八坂神社前は見物客で押すな押すなの混雑ぶり★
その点M嬢と拙者は早めに陣取っていたので絶好のポジションでカメラを構えることが出来ました★
拙者はちょうど副長の左後ろ★ 写っている後ろ頭が副長です★

整列から「新撰組、抜刀!」の掛け声で一同鞘を走らせ抜刀★
副長の音頭で「勝鬨!」に続いて「えいっ、えいっ、おぉ!!」と
天に掲げる白羽に夕日が光って見えました(^〜^)出来すぎっ!

この後八坂神社境内まで移動して幕末に散った英雄達の鎮魂を祈り、パレードは終了★
境内前でもすごい人だかりで、やはり訳も分からずに雰囲気に飲まれて写真を撮る人が大勢いましたね(^x^)

号外瓦版 移動の折、何人かの隊士とお話することが出来ました(^▼^)
「雨の中、御疲れ様でした」と話し掛けると
「二十六年やって、こんなのは初めてだよ」と応えてくれました★
一人は「誠」の文字を筆書きした扇子を見せてくれましたし、
日野新選組同好会の局長さんもやれやれ…といったふうでしたが
溌剌とした笑顔が見れて眩しかったです(笑)
↑局長を御存知の方ならこのジョーク分かってくれるかも?)
…と、ここで待ち合わせをしていた先輩隊士と合流★

やっと緊張も解けたようで、同好会の隊士面々にも笑顔が出てきました★
これを待って副長にアターック★ ず―――――っと壬生寺から話し掛けるチャンスはあったのですが
緊張を高めている時に邪魔は出来ないと思って、最期まで我慢してました(;+_+)/副長〜っ
ずっとメールでは交信させてもらっていたので、声を掛けると副長も拙者と判ってくれました★
去年からずっと、直に言いたかった羽織の御礼も言えたので胸のつっかえが取れた思い★

「今日は何処から?」とパレードの感想を聞かれて、
「壬生からずっと一緒に歩きましたよ」と応えると、感心して下さいました★
記念に写真まで一緒に撮らせてもらいましたよ(^▼^)
また、道中何度か御話も出来た(隊士名)藤堂さんが
わざわざ探しに来て、名刺を手渡していってくださいました(゚○゚)>
ちゃんと藤堂平助の名前が入った同好会の名刺で、
裏に(こっちが表?)本職+本名が刷られていました★
拙者も新撰組の肩書きを付けた名刺を作りたいぞ!と思わせましたね(笑)

最後まで日野新選組同好会の局長さんとはM嬢と一緒に歓談させてもらいました★
六時、八坂神社の南裏手に回されたバスで同好会の面々は帰営(?…飲み会かな?)
「御疲れ様でした〜」とバスを見送ってから我ら三人は甘味処へ直行★
とにかく歩き疲れました(+▼+)> M嬢も朝から歩き詰めだったようです★

好い加減にお腹を満たして四条通に出ると、既に通りは歩行者天国と化してました★
M嬢を烏丸駅まで送る為、三人で四条通に繰り出しました(^。^)
いやぁ、普段歩けないだけに気持ちいいものですね★
が、この時既に四十万人の人が集結していたのでした(京都府警調べ)WAO★
四条通にはコンチキチンと祗園囃子が鳴り響いて熱気は最高潮★
浴衣姿の男女も多く、我らもそぞろ歩きを楽しんだのですが、
拙者も一度くらい浴衣でビシッと決めて闊歩してみたいです(>◇<)

烏丸駅でM嬢を見送ってから、先輩と拙者は御土産探しの為に新京極辺りを闊歩★
日も落ちてから錦市場を歩き抜けると、食べ歩き通りと化していました(^。^)
しかし、先輩も拙者も目に付くのは御土産物屋で売られている新撰組GOODSでした★

そんなこんなで一日中遊び歩いた長い×2京都巡察の一日でありました★
そして、家に帰って泣いたのは、酷過ぎる日焼け…(T▼T)
襟や袖の跡クッキリ★ 髪の分け目も赤くなっちゃって… ほっぺや鼻の頭は言わずもがな…
やはり夏の外出には帽子は必需品ですぞ?各々方★


2002.07.16

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