巡察

2007.11.16〜17

慰安旅行 : アシカと戯れ♪ちゃっかり史跡めぐり



▼ 2007.11.16









































会社の慰安旅行です。
今年は初日に城崎マリンワールドで遊び、
二日目は出石城下町と生野銀山の散策v



幹事任期最後の年。
基本行先はアンケートによる多数決
ですが、や は り 幹事の特権使って
仕込ませて頂きました。こっそり。






生憎の曇天でしたが、
ここはしっかり屋根のあるところで
子供も遊べる嗜好で水族館へ。
←ご家族様同伴の慰安旅行なので
  お子様にも喜んで貰えることが主体にv

まずは皆でアジ釣り大会。皆結構真剣(笑
幹事も楽しむスタンス貫き拙者も見事入賞。
水族館のマグカップ頂きましたv



そしてイルカショーに魅せられていると
ラッキーなことにアシカショーで舞台に
招かれたので輪投げとか握手とか
させてもらいましたv手ザラザラ。
記念にステッカーも頂きましたよvわーい♪



波乱の宴会と二次会カラオケも
そこそこに(はしゃぎすぎてQ〜。

翌早朝、日本海を臨むと海面に湯気が!
湯気?モヤ?霧か??

見慣れない不思議な現象。
これは皆にも教えてあげなきゃvと
起き出していた他の社員に声を掛けて
日本海の潮風に当たりました。

船に乗っていて海上での霧は怖い
と聞きますが、見渡す限りの広範囲で
靄が立ち込めているのをこうして見て、
直中に置かれたら…と心細い気がしました。

日本海海戦でバルト艦隊を見つけるのも
霧間でヒヤヒヤしただろうな…とか
妄想が飛躍したところで、朝食。

さて、二日目は豊岡町を抜けつつ、幸運にも
車窓からトキを見ることができましたv

バスに揺られて小一時間。出石に到着。
さっそく城下町散策で自由行動♪
もちろん出石のお目当ては桂小五郎です。


桂小五郎居住跡、荒物屋跡。
「桂小五郎再起の地」と書かれた
碑がたてられてありました。

禁門の変で破れて追われる桂さんは
出石に逃れて来て、
小間物屋に扮して町内各所で
かくまわれて潜伏していました。

捜索のため新撰組も京都から出張って来て、
こちらには幾松さんも訪れたそうです。

当時出石藩は佐幕派だったということで、
そんな場所で潜伏できた桂さんの変装の妙は
出石住民の語り草となっているそうです(笑

そして潜伏地をもう一つ訪ねてきました。
浄土宗済船山昌念寺。
ここで囲碁を打って慰みとしていたそうです。

2004.10.10〜11に城崎を訪ねた際にも
桂小五郎潜伏の地を訪ねましたが、
調べてみれば、但馬は城崎から養父まで
桂小五郎が潜伏したと伝えられる場所が
散在している模様。
転々として捕方を撒いていたんでしょうね。

と、幕末気分に浸っていたのですが、
いつの間にか先輩社員さんと同道してまして
このまま史料館とか行っちゃったら
集合時間に間に合わなくなること必至(笑
だったので、とりあえず出石散策の最後は
メジャーな出石城で締めくくることに。

本丸跡の空地に生野の変に関わった
但馬出身の多田弥太郎、
高橋甲太郎、中條右京の石碑がありました。
…訪ねる順番を逆にすればよかったですね。

公卿の沢宣嘉を擁し、福岡藩士平野国臣、
但馬の庄屋北垣晋太郎らが、長州の奇兵隊
河上弥市らの協力を得て、生野代官所を襲撃、
占領した事件。

吉野で挙兵した吉村寅太郎の天誅組に呼応し、
倒幕の兵をあげようとしたものですが、
三日で鎮圧された生野の変。
後の討幕運動に大きな影響を与えたものです。

ここまでくると、すでに気分は長州モード。
ほろりとしたところで昼食。出石名物お蕎麦。
美味しく頂きました><v






昼食後、バス移動して旅行最後の観光、
生野銀山へ!←仕込みすぎ。楽しみすぎ。
山田顕義終焉之地ということで、
前々から訪ねたいと思っていたところ。

生野銀山は大同年間(9世紀初頭)に開坑され、
佐渡金山とともに日本を代表する鉱山でした。
昭和四十八年に閉山するまでの1200年間、
掘った坑道の総延長は350Km以上、深さ880m。






当時、司法大臣を辞した帰郷していた顕義さんは
数日来風邪をひいていたといいます。
東京の自宅に戻る途中、生野の変で自刃した
従兄弟の河上弥市の菩提を弔うため
山口護国神社を訪れ、
その帰途に立寄った生野銀山を視察中に卒倒し
そのまま亡くなられたというのですが。

銀山の視察中に誤って立抗に転落し、
死因は事故死という説もあるそうですね。

見学路にあった立抗を覗きこんでみましたが、
落ちたら救出不能かと思われる深みでした。



見学路を進めば勢いよく流れ落ちる水が。
太閤水と銘うたれてあり、
秀吉がこの水の美味しさを激賞して、
お茶をたてたという云われがあるそうで。
冷たくて気持ちよかったですv



見学できる坑道中、旧坑道にはノミ跡も生々しく
人形で当時の掘削模様が再現されてありました。



そしてお土産物屋さんには30Kgの銀塊が!
目の色変えて触ってきました(笑



因みに、今回の旅行のお土産で
一押しだったのが香住鶴の「ゆず酒」。

東氏が勧めてくれたので呑んでみたところ
下戸な拙者でも楽しめる甘いお酒v

帰路、バス内の酒盛りで隣で一本空けて
しまってましたが、拙者は家でゆっくり
ちびりちびりと楽しませて頂きました♪
御馳走様でしたv

2007.11.16〜17

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