巡察

2005.10.21〜22

会社慰安旅行 : 金毘羅さん→ 大歩危小歩危→ かずら橋


さぁ、秋の旅行三昧。締め括りは会社の慰安旅行v
今年は四国金毘羅参り(^―^)拙者、初登りなのでどきどきです。
天気は良好!一泊二日のバス旅行、はりきって行きましょう!

さて、毎年ながら朝早くに出発。AM8:30。
山陽自動車道で岡山を経て、瀬戸大橋を渡っての香川入りルートということで、
おもむろにバス内で配られる御菓子袋。
毎年これが楽しみになりましたvなんか小学校の修学旅行みたいで(笑。
早くも封をきってジュースと一緒にパクつきつつ、
バスガイドさんに赤穂や桃太郎さんのお話を聞かせてもらいました。

で、桃太郎さんですが。
桃太郎さんの歌って5番まで歌詞があるって知ってましたか!?
「もーもたろさん、ももたろさん、お腰につけたキビ団子、一つ私に下さいな」
だけだと思ってたんですが。←無知。
バスガイドさんが歌ってくれて驚きました。歌が物語になってんだー(゚■゚;

で、もひとつ教えてもらったんですが、
桃太郎さんのお供になったサル・キジ・イヌですが、なぜサル・キジ・イヌなのか。
御存知でしょうか皆さん。拙者は驚きの連発だったんですが、
鬼門にあたる丑寅の逆、裏鬼門にあたる申酉戌に起因するのだとか。5へぇ。

そんな桃太郎さんの岡山で、途中、昼食となりました。AM12:00。
岡山ファーマーズマーケット・サウスビレッジで
バーベキュー(^ワ^(^▼^(^ワ^(^◆^(^◆^(^ワ^(^▼^)わーいv
他のテーブルは8・9人掛けだったのですが、
陣取ったテーブルは7人掛けでゆっくりまったりできてラッキーでしたv
なによりお肉の取り合いにならなかったので良かったです(大笑

て、上司お姉様方々と同席させて頂いたので
末席の自分が動かねばならないところだったのですが、
お肉焼いたり、ご飯盛ったり、お肉焼いたり、お肉焼いたり、
気付けば全部して下さって、、、ありがとうございましたー(T▼T。
美味しかったですーvvvナスは切り目に沿って噛み切るべし(教訓。

さて、お腹ぽんぽこりんで、再びバスに揺られて一時間。
PM2:00。瀬戸大橋を渡る途中で立ち寄った与島P、
京阪フィッシャーマンズ・ワーフ。
瀬戸大橋をバックに集合写真を撮るというとこで下車したのですが、
いきなり目をひいたのが「咸臨丸」の文字。(゚―゚)きょとーん。。。
幕末の匂いがする…幕末の…っ―――。("■"。ぐはぁっ。

どうも咸臨丸を模した遊覧船で、瀬戸大橋と塩飽諸島をめぐる
クルージングがされている模様。←早速情報収集。
「あれ?咸臨丸って勝海舟やんなぁ?」
と先輩が話し掛けてくださったのですが、拙者ってばもう
「話振らないでーっ(我を忘れちゃいますーっ(T■T;」ってなもんで両耳塞ぎました。
だって、だって。これが社員旅行じゃなけりゃ、もう一人で旅立ってますよ。
そんな、ここで幕末話始めさせたら、明日まで幕末漬けですぜ?
つーか、会社の人にそんなイタイ自分を曝け出せやしませんて。あたー(TワT。

でも、ちょこっとだけでも?乗ったり?しないのかな??なんて、
淡い期待もしてたんですが。本当に集合写真撮るだけでした。残念!!
「おお、咸臨丸。いつかまたくるぜよ…」と、後ろ髪引かれながら
その場を後にしました。「おお…咸臨丸〜…」←引き摺ってます。

さて、再びバスに揺られて一時間。
途中、道すがら遠くに見えた丸亀城のお話をバスガイドさんから聞きました。
ちょこっと飛び出た御灸みたいな小山の上に、
ちょこんと天守閣があるのが見えたのですが、亀山城ともいわれる丸亀城。
日本一高い石垣と、日本一深い井戸で有名なのだとか。

江戸期に城主が変わり、石垣の修繕を行った際、
羽坂重三郎という石垣の名人がそれを手掛けたそうです。
石垣の上に別の石垣を築く多段構造で、
石垣の累積の高さは日本一高いものとなりました。

「この石垣なら敵が攻めてきても誰も登ることは出来ない」
と、城主に胸をはれる物だったのですが、
「ただし、一箇所だけ登れることができる場所があります」
と、羽二重さんはするすると登って見せたそうです。
が、これがまずかったんですね。。。
「それが敵に知れては一大事」と、羽二重さんは暗殺されてしまいました。
それは地下深く掘られた井戸に生き埋めにされてしまったということです。
まだ戦国期の影がよぎる悲話にゾゾッとした次第(T■T。

が、一変して。次に「金毘羅船々」の歌を教えてもらいました。
「こんぴらふねふね おいてにほかけて シュラシュシュシュ〜♪」
これも歌詞が5番まであるそうで。香川民謡らしいですね。
いやぁ、今回のバスガイドさんはよく歌います(笑。
拙者、今回初知りものが多くてウキウキしてるのですが、
大河『組!』で左之助が領事館で歌ってた歌がコレだと
この時初めて気付いた次第です。シュラシュシュシュ〜♪(^з^)

PM3:30。やっと宿に到着。今日の御宿は「こんぴら温泉紅梅亭」。
今回部屋割りは当日まで知らされてなかったので驚いたのですが、
毎年の如く、同年代組になるのかと思いきや、
今回は縦割りでマネージャーや先輩方々と同室でしたv
て、気付けばほぼ昼食で同席だったメンバーだったので
その偶然に驚いた次第です(笑。7人部屋で賑やかでしたv

と、ゆっくりする間もなく『中野うどん学校』に向う一行。
手打ちうどん教室ということで、約1時間、さぬきうどん体験です。
マツケンサンバなどのリズムに合わせてうどん踏みしました(笑
なんか、スピーディーな授業で呆気…でしたが(^ワ^(^ー^(^ワ^(^ー^;
最後は自分たちで作ったうどんを御土産にしてもらい、
うどん学校卒業記念に秘伝帳・めん棒・卒業証書も頂きました♪
(家に帰ってから、秘伝帳の通りに調理したらめちゃ美味でしたよv)

さて、そんなわけでもう日も暮れかかったPM4:15。
これから金刀毘羅宮参拝です。うおっす!気合!(゚■゚(゚■゚;
200段あたりまではまだヘッチャラだったのですが、
300段あたりからもう息は上がるは、足は重いは…。
汗だくになりながら、宴会前にいい運動になりました(疲。

が、階段途中、神馬にお尻向けられたり、写真撮影したり
ふらふらしながらも30分程度で上っちゃいました。
悩まないよう、悩む(786)一歩手前の785段の階段制覇〜。
もっと早く上った方は奥社まで行かれたそうですが、
日も暮れたところで本宮の手前で入山を止められました。

んでもって、社務所も既に閉められていたのですが、
ドドっと最後の入山者が押し寄せたところで神主さんに開けてもらい、
幸福の黄色いお守り」を購入v
それと、こちらももう仕舞われていたのですが
犬の御神籤もひかせてもらいました。ありがとうございます。
開けて幸運v今回は大吉(^▼^)駄目もとで聞いてよかった!
それに金色のちっちゃいワンちゃんが入ってましたv

一服してPM5:20。下山開始。上るときも怖かったですが、
急な階段は下りる方がもっと怖かったです。うえーん。
因みに先週末から調子が悪かった膝。治りかかっていたのですが再負傷。
でも大吉でしたしv大丈夫でしょうv←御気楽能天気。

もう麓に戻った時にはあたりは真っ暗。
金毘羅名物「灸まん」は本店で御土産に買うことが出来たのですが、
登る前に先輩と目をつけていた地酒屋さんは既に閉まっていたので
「よしっ!明日朝一番で買いに来よう!」と
カツカツのスケジュールと睨めっこして宿に戻りました。

PM6:30。1Fホールで先輩と抹茶を頂きながら
人間ウォッチングを楽しみ、PM7:00。待ってましたv大宴会v
2mくらいの大きな船盛がゴーン、ゴーンとあったのには驚きました。
うどん打ちのデモンストレーションがあったのですが、
司会の御兄さんに勧められて、社長が包丁を握った際の
皆で味わったあの緊張感、、、まだ忘れられません(笑

それと技術チームが用意してくれたラジコンカーレース。
カメラを取り付けたラジコンを走らせるのですが、
リモコンを握る人が見るのはカメラ映像が映し出されるテレビ画面。
まるで本当に運転しているように見えるのですが、
視界がそのままなので、スピンしたりコースアウトすると
位置感覚や方向が分からなくなる為、
チームで「左だ」「右だっ」と応援するのが愉しかったです(笑

んでもってジャンケン大会v今回は勝っちゃったvやったぁv
景品にゆず酢とへそ饅頭貰いましたよ(^ワ^)わーいvvv

そんな具合に、御酒は飲めなくとも楽しめるイベント
盛りだくさんの宴会で、今年も凄く愉しかったです。
んが、後で皆して「おや?」と思ったのがうどん。
「あつあつ天ぷらにうどん食べ放題」と聞いていたのですが、
うどんはお椀に一杯ちょろっと食べただけだったので、
後日「御当地で食べれなかったーっ」と皆して嘆いた次第です。。。
ま、食べきれないくらい他にも沢山ありましたしね(^д^)丿

PM9:00。続けてなだれ込む二次会。カラオケ〜♪
今回も方々のの意外な一面を見せて貰えましたv
んでもって、うちの会社には歌うまい人が多いです。
ジャニーズはいるし、韓流はあるし、おまけに今年はキシダンまで(笑
皆さん振り付きですからね。本格的です。楽しませて頂きましたv
因みに拙者は今年も帝国歌劇団でした(ようこそ花組へ!笑。

PM11:20。二次会もお開きになり、温泉へ直行!
楽しみにしていたのが花露天(バラ)だったのですが、
先輩方と一緒にぷっかり浸かっていると、
「24時で終わりですよ〜」と、仲居のおばちゃんが
先に花を回収して行っちゃいました。。。あれれれれー。
「もうちょっとお嬢様気分でいたかった…("■"("■"("■")」
と、駆け足での入浴でしたが、ほっこり気持ちよかったですv

んで、夜はこれからですがv今回は技術チームの上司から
丸秘話を沢山聞かせて頂けて「むふふ」な一夜でした。
遊び疲れているのに夜更かしするものだから、最後は皆して
うだー…となってたのですが、愉しかったですvむふふv←素直に寝ろ。

というわけでAM2:00頃消灯。んでもってAM6:30起床!
はた…と気付いたら窓を打つ激しい雨音。
「えーっ(゚■゚)大雨っすか!?」「まじでっ(゚■゚)!?大雨っ!?」
先輩と一緒に「傘なんて持ってきてないよーっ」と嘆いていたのですが、
身支度していたら次第に止んでくれました。ラッキーv
が、相変わらず怪しい空模様。
仕方がないのでとりあえずホテルのフロントで傘を貸してもらい、
約束どおり、先輩と一緒に宿抜け出して地酒を買いに繰り出しましたv

AM7:45。訪ねたのは「金陵の郷」。
フロントでも一応確認したのですが…、やはりちょっと早かったようで
固く閉じられた門の前で唸る二人。「うー…。(-_-(-_-;」
私は下戸なので諦めようとしたのですが、
「地酒はここでしか呑めないんだからっ!」と
ねばる先輩の願いを叶えてあげたい一心で、拙者もねばってみることに。

「もしもーし、何方かいらっしゃいませんかー??」と門前でウロウロ。
駄目もとでコンコン、とノックをしてみると、
パっと店の奥の電気がついたので、すかさず「すいませーん!!」と
呼び掛けたら出てきて下さったお店の御主人。(T▼T(T▼T)神様〜v

「朝早くにすいませんっ、実はカクカクシカジカ―…」とお願いすると
「いいよ。美味しい御酒、買ってきな」と招き入れてくれましたv
すいませーん。ありがとうございますーっ。(T▼T(T▼T)vvv
先輩は念願の地酒を購入できて御満悦でしたv良かったですねv

もうあと1時間ばかり朝の自由時間があれば
呑象楼」に行きたかったのですが、←日柳燕石と高杉晋作・桂小五郎会合の場
残念ながらタイムアップ間近だったので、
そのまま金倉川沿いを散歩がてら宿に戻りました。うー。残念。

AM8:30。急いで朝食を掻き込んで、AM8:45。
二日目バス出発!向いますは大歩危小歩危。川下りをしますv
山道を進みバスに揺られること2時間。
山間で一気に下がった気温に震える一行。←皆薄着でした(泣。

AM10:40。川下り開始。20人乗りくらいの小船で
ゆっくり船頭さんの御話を聞きながら大歩危小歩危の大岩鑑賞。
「おおぼけ・こぼけ」って名前ですが、
足場の石の間隔が狭く大股で歩いては危ない大歩危、
足場の石の間隔が広く小股で歩いては危ない小歩危、
というのが由来なのだとか。…て、この岩の上歩くんだ!?

深緑色の鮮やかな水面と白い岩肌のコントラストが凄く綺麗でした。
それに道路から見下ろす川と違って、
水面近くから見あげる大岩は迫力がありました(゚■゚(゚■゚(゚■゚;凄。

20分位の川下りを楽しんで、次に向いましたのは祖谷
平家の隠れ里ということで、AM12:00、山奥に到着。
「ホテルかずら橋」で郷土料理を昼食に頂きましたv
小雨に吹かれて寒かったので温かい蕎麦が美味しかったですvvv
それにアメゴの塩焼きと蒟蒻団子の串焼きなどなどv大満足v

さて、お腹を満たしてからホテルのボンネットバスに乗り込み、
皆でトトロ(ジブリ)の雰囲気を味わいながら、
田舎のバスはオンボロバスよ〜♪」とゴトゴト揺られて5分。
そこから徒歩で山道を下ること3分。
かずら橋を渡りに行くのですが、「…痛い。( ̄m ̄;」
石の階段を降りながら痛む膝に焦る拙者。
やはり昨日の785段のツケがまわってきたようで。。。
ビッコながらも、かずら橋初渡りの為に前進あるのみ。←必死。

PM1:30。じゃじゃーんv祖谷のかずら橋といえば、
平家の落人が追っ手を絶つ為に考案したという自然のつり橋ですね!
んが、どうも最近は安全考慮でワイヤーが中に走らせてある模様。
しかーし!やはり一度は渡ってみたいものでしてv
渡橋500円で一方通行。ドキドキしながら渡ってきました(゚▼゚)丿

て、既に拙者の前に40人位が一気に橋を渡っていたので
「落ちないでねー…」と心配しながらゆっくり歩いてきました。
怖いもの見たさで下を覗き見てみたり、
歩く度に揺れて軋むツタにしがみ付きながら写真撮影も頑張っていると
渡り終えた先輩方に「D×Iさん余裕やなぁ…」と呆れられました。
「私だって怖かったですよー(T▼T)でも楽しかったですー(悦」

さて、渡り終えたらその奥にあるのが琵琶の滝
バスガイドさんの紹介によると、この滝の下で
平家の落人が都での華やかな暮らしを懐かしみ、
琵琶を奏でて互いを慰めあったのだとか。しんみり。

平家繋がりで、この近くの平家屋敷(民俗資料館)にも行けたら
よかったのですが、残念ながら今回はコース外ということで残念。
帰りは別の橋を渡って、またしても振り出した小雨に急かされながら
ボンネットバスに引き返し、山道に揺られてホテルに戻りました。

これにて一連の旅程は終了。あとは帰るだけです。
もう皆も遊ぶだけ遊び倒したので、帰りのバスは熟睡。
途中、鳴門大橋を渡って淡路ハイウェイオアシスで休憩をしたのですが、
そこで皆が起きた隙を逃さず、最後のイベント、ビンゴ大会!
今年も残念ながらビンゴはトリプルリーチまで迫りながらも
景品は逃しました。むー。残念。

って、この時既に、遠い技術チームの上司の耳に、今朝方の拙者と先輩の
地酒購入”店主叩き起こし”武勇伝の話が届いていたことを知り、
先輩とたじろいだ次第です。「…話が大きくなっている(どきどき…(゚▼゚(゚▼゚;」
最後の最後でドッキリでしたが、今年も御疲れ様でしたー!!


2005.10.21〜22

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