巡察

2004.05.29

黒谷「金戒光明寺」NHK新選組!セミナー : 新撰組参加v


「京都新撰組町作りの会」より出動要請があり、黒谷さんへ急行。
またもや新撰組で(ゲラゲラっ。今年はこればっかだよ!
NHK京都放送局主催の特別講座「大河ドラマ・新選組!」
金戒光明寺で催されるにあたり、NHKさんの御手伝いがてら
私達も講座に特別参加させていただいた次第です。

AM11:00。早めに京都入りしたので、「久しぶりだし歩いていくかv」と
気楽に京阪三条駅から黒谷さんまで歩いていくことにしました。
が、これが大間違いでした(泣。…暑っ(゚ヮ゚;
当日、朝から天気予報で午後から雨ということだったのですが夏晴れで、
雨の覚悟しかしていなかったので、黒谷さんに着く頃にはもう汗だくだく…(0■0;ぜーはー。

とにかく黒谷に着いてから着替えと今日の予定をざっと伺って、
とにかく体当たりで見廻り開始。もう早くから講座の参加者が集りだして、
私達は階段表から参加者の誘導をしたり記念撮影をしたりとウッキウキでした(笑
昼前に一雨きたので番傘を用意してくださり、番傘をさして新緑の中
誠の旗を持ってお客様との交流をはかりつつセミナーの御案内。。。
ボランティアですがすごい営業スマイルで、自分でも呆れるくらい
頑張ってきました。その場の雰囲気に酔ってました(゚―゚のほー。
「今日は何か撮影があるの?」「アルバイト?」なんて質問も当然きかれましたが、
「女の新選組はおらんわなー。」なんておじさんには皆で苦笑するしかないですね(^フ^;

さて、時間もせまってきましてPM2:00。集った参加者は約500名。
NHKさんの方で事前に参加者を募って抽選されたそうなのですが、
やはり好きな方ばかり集ると空気が違いますね。
今回は大河の影響もあって、歳三忌や総司忌で集るような
FAN層とはまた一味違い、結構御年配の方が多かったですね。

セミナーは御影堂で行われ、我等は右手奥の方で聞いていました。
私は前列の左側(御本尊脇の柱横)に座ってました(^^ゞ
最初、和尚様からの説法は正座して聞いていたのですが、和尚様お話御上手ですね。
自然、説法になっていたのですが、
黒谷の急な階段を上ってこられた皆さんに感謝してから、
皆さんに健康であることの大切さを唱えられました。
「こうやってお寺にお参りできるのも、健康だからですよ」ということで、
「一年に一度でも良いのでお参りなさって下さい」と言われました。
その度に「お参りが出来たのは自分が健康に勤めているからだ」と日々の自分に感謝して、
その自分を見守ってくださる仏様に感謝してくださいね、というものでした。
良いお話です(-||-)なむなむ。

その後、皆さんお待ちかねの大河のトークショーでしたが、
これといって突っ込んだ歴史考察があるわけでもなく
大河ドラマ(これが主体なので仕方ないですが)の今後の展開などの話が
延々と続き、ちょっと意識が飛ぶこともしばしば、、、
山村竜也先生のお話は凄く好きなんですけど…うっつらうっつら、、、
すいません、本当に眠かったんです(T_T)友達も舟こいでました。

が、聞いたところはしっかり覚えてますよ〜(^―^)
最初は6月の大河の見所。とにかく鴨!
第25話『芹澤鴨暗殺』の回は必見だそうです。
前半の最終回ともいえる第25話。
「他の回は見なくても、この回だけは見てほしい」と熱をこめて言われました。
佐藤浩一の芹澤鴨はは歴代新選組史上最高の鴨だと、胸を張って言われました。

大河『新選組!』は歴代の大河で一番10代の視聴率がいいそうです。
配役のFAN層が大河に流れ込んだという見方が妥当だと思われますが、
これをきっかけに社会に新撰組と幕末史を呼びかける起爆剤になれば良いですね(^―^)

そうそう、面白かったのは言葉のあれこれ。
現代語が台本に使われていたら、それを江戸時代に使われていた言葉に
修正するという作業もあるということで、例を話してくださいました。
例えば「了解」は幕末にはない言葉の為「承知」に修正。「反対」も同様に「不承知」。
また、この言葉は幕末にないだろ?という言葉が、実は調べてみたら
幕末にも使われているというもので驚かされたのが「平等」という言葉。
いかにも「四民平等」というので明治になってからできたような感じですが、
平等院鳳凰堂』があるくらいだから幕末にもしっかりあっただろうと…。ほ〜。

歳三忌の際にも聞きましたが、やはりダンダラ羽織の話があがりました。
前に座っている私達の方を指し示して「あちらの方々が着ている羽織は〜」と
切り出したので、足しびれた〜…眠い〜…などと思って足を崩そうをしていたので
姿勢を正そうとしましたが、まんまと間に合いませんでした。眠気眼で御免なさい。
浅葱色の羽織を着ていた期間は本当は短かったんですが、
山村先生が好きなので、あえて長く着せることにしたとか。そんなんでいいの?

ただ印象的だったのは、賛否両論の新解釈の脚本について
「史実に照らしてギリギリ成立するところでOKだしてます」という
時代考証担当の苦労っぷりを拝聴いたしました。。。頑張って〜。

最後に参加者から質問などを伺ったりしている間に我等は場を坐し、
参加者達の御見送りの為に本堂正面の石畳を挟んで整列。
参加者の皆様様を見送り、我等も引き上げとなった際、
NHKさんからはお礼に京博の新撰組!展の招待券頂きましたv
これは嬉しかったです♪ありがとうございます!

どうも夕方のNHK(関西)でセミナーが紹介されたとか。
自分は帰路についていた時だったので見れなかったのですが、
ちょびっと写ってたらしいです。ま、それはさておきv
チケットもらっちゃいましたし、組!展、行かないとね♪


2004.05.29

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