■ 新撰組 関連書籍 紹介

新撰組に入隊して(FANになって)から、
非番(暇)の時は何かしらと本をあさるようにしています(>_<)
ただ×2片っ端から読み続けています…。
本気で本の虫状態(+□+)! もう面白くって×2♪

幕末のあの勢いが大好きです!まさに怒涛の勢いってやつでしょうか(笑。
“風雲急を告げる”っていう表現が五臓六腑をびんびん刺激してくれます!

佐幕・勤皇・攘夷・・・。学校の日本史の授業ではチンプンカンプンだっただけに、
今になってやっと雰囲気が掴めたカンジです。←雰囲気だけ。(だけ!?)
でも×2、やっぱり自分から学ぼうとすれば理解できるもので、
今更ながらに学ぶことの面白さにも魅力を覚えています。

以下のリストは拙者の蔵書からやお勧め本。
読破記録みたいなものです。まだまだ紹介しきれていないのですが、
…って、こんだけ読んでおきながら
時勢の雰囲気しか掴めていないってのは哀しいだろ・・・(つっこまれた。

どっちかっていうと歴史的事象より、
人物個々の心情や人間模様の方が興味深いもんで
背景は二の次だったりするところもなきにしもあらず。(修行中です。
それ故、小説・史料・研究書・資料・漫画〜ひっくるめて
区別せずに読みあさっていったものだから、
只今フィクションとノンフィクションの狭間で溺れかけています(泣)
たぁ〜すけてぇぇぇぇ〜|(+■+)|

※題名下[満足度:min/☆☆☆☆☆,max/★★★★★]



☆☆☆ NOVELS・MAGAZINE☆☆☆

題名著者発行comment
燃えよ剣 上・下

★★★★★

司馬 遼太郎 新潮社
土方さんのオッカケになれます(笑
新撰組FANなら誰でも絶対読んでいると思われる一冊。
拙者もこれで新撰組にのめり込み、
土方さんの魅力に彼の虜となりましたv
最初は司馬遼太郎全集で『燃えよ剣』を読みました。
この時は図書館から借りて読んだのですが、
どっぷり世界に漬かり切っちゃったので
是非とも常に身近に控えさせたいと思い単行本を購入!
恋しくなる度にちゃっちゃか読み返して浸っていますv

新撰組血風録

★★★★★

司馬 遼太郎 中央公論新社
“沖田総司の恋”に涙×2…(T◆T。
幾つもの新撰組隊士達の短編ストーリが綴られています。
どれもこれも新撰組という特殊組織の中で想い、
考えることは様々あって、
それぞれに生きた物語があったのだろうな
ということを連想させられる短編集。
フィクションとノンフィクションの合成物で
拙者を悩ませる作品です。。。
“前髪の宗三郎”は映画『御法度』の元になったようですが
「恋人同士で観ちゃマズイかも…」な感じです(笑

アームストロング砲

★★★★☆

司馬 遼太郎 講談社
アームストロング砲って御存知?
短編で何作か薩摩者の物語と、“理心流異聞”で
沖田さんの柳剛流破り、“壬生狂言の夜”で松原忠司の
心中物語が綴られてありました。
創作だけど真実味を覚えますね。

“アームストロング砲”では佐賀藩の武力
増強政策上で大砲が性能強化された過程が
綴られてありました。 が…随所×2で
幕末の世の出来事と並べて佐賀藩の武器鋳造における
文明の度合いとを比されてあり、
新撰組が刀で京の治安を守っていたことが
なんと古典的なのだろうかと思わされた一作でした。
やはり貿易等で外国に近かった国(藩)柄が
文明を磨けた一因なのでしょうね。

幕末新撰組

★★★★☆

池波 正太郎 文藝春秋
永倉新八の掛け持ちFANになります!
永倉さんは拙者の中で一番現実味のある人物だけに、
彼の一挙一動にはドギマギしてしまいます。
池波先生のこの作品はなかなかイイ男ぶりな永倉氏で、
余計にドギマギ度を加速させられましたよvvv
原田左之助との仲良し(…男の友情!みたいな?)風景や、
藤堂平助との恋の鞘当て(ちょいと違うが…)
から繋がる友情青春ドラマが、なんとも腹の底を刺激しますv

戦国と幕末

★★★★☆

池波 正太郎 角川書店
『幕末新撰組』とセットで購入しましたv
とにかく幕末の雰囲気に慣れなければと思いまして。
…したら、関ヶ原の合戦あたりから
戦国の雰囲気まで吸収することになり…
歴史音痴の自分がやっとこさ理解しながら
読み込めたのは忠臣蔵からでした…。
高校時代に忠臣蔵がBOOMとなったこともあり、
家の近所にも忠臣蔵つながりの史跡
(萱野三平邸址)もあるので身近な存在だったのでv
なにより毎年暮れには『忠臣蔵』TVでやりますし…
が、新撰組の隊服が忠臣蔵からきていることもあるので、
あながち無関係ではない彼らがまとめられている
これはナイスな一冊v

秘伝

★★★★☆

池波 正太郎 立風書房
〜竜尾の剣・ごろんぼ左之助〜

単行本で購入した『幕末新撰組』のあとがきで、
池波先生が他にも新撰組のエピソードを描いていることを知って
さっそく探しに走った『秘伝』v 図書館で借りました。
“竜尾の剣”では永倉さんが、
“ごろんぼ左之助”は原田さんが描かれています。
これぞ男だよね!という彼らの生き方は爽快!

刀傷

★★★★☆

池波 正太郎 立風書房
〜色〜

こちらも『幕末新撰組』のあとがきでcheckして探した一冊。
『秘伝』と一緒に図書館で借りて読みました。
確かこれは土方さんの物語だったはず…。
色、…つまり恋愛物語だったかしらん?
いまいち記憶がぼやけています…(もっかい読み直さなきゃ…。)

新撰組異聞

★★★☆☆

池波 正太郎 新人物往来社
〜土方歳三、永倉新八、
聞書・永倉新八、新撰組史蹟を歩く〜

…うぅん…これは何だったかな…?
ちょいと思い出せません…また探し出します。

新撰組物語

★★★★☆

子母澤 寛 中央公論新社
新撰組三部作として出版された
『新撰組始末記・異聞・物語』の三冊。

この新撰組物語では、初っ端の隊士絶命記からして
泣かされました…(>■<)
新撰組の第一人者である子母澤寛氏。
つかみはバッチリといったところでしょうか…。
これを読む頃には大体新撰組像も
拙者自身の中で出来上がっていたので、
余計に情景がビンビン響いてきて大変でした。

新撰組始末記

★★★★☆

子母澤 寛 中央公論新社
新撰組研究に於いて今も用いられる資料ではありますが、
なにやらちょいと史実を捻って描かれているところもちらほら…
まだまだ尚突付けば出てくる発見の数々が
秘められているように思われてならない作品…。

新撰組異聞

★★★★☆

子母澤 寛 中央公論新社
実際、子母澤寛氏は幕末時代を生きた方々にも
対面して取材できただけに、これらの著書を疑うことは
真実までも間違いかと思ってしまう危険性が伴うので厄介…
これは本当でこれは作り話だと注釈があれば良かったのに…
そう思わずにはいられない自分は未熟者です…。

総司!
[二〜四巻]

★★☆☆☆

山崎 晴哉 スーパー
ファンタジー
文庫

友人より貰い受けた物ゆえ一巻がないまま・・・
ファンタジーなだけあって主役は沖田さん一本!
ファンタジーだからフィクションです。
一巻…古本屋さんにでもないかしら…?
初っ端が無いと気持ち悪いよ?

新撰組斬人剣
-小説-
土方歳三

★☆☆☆☆

早乙女 貢 講談社
左之助と出会う吉原騒動が一番のお気に入り場面
…なんだけど色のシーンが多くて…
読んでて滅入ってしまいました…
一冊が分厚い割に話の展開が後半急だったので
ちょっと残念な一冊。新撰組としての大きい活動が
説明文でしか描かれていなかったので。
子供時代がメイン(…というかただ長く)に描かれています。

死に損ね左之助

★★★☆☆

新宮 正春 新人物往来社
主役は男・原田左之助!
こちらは京都での新撰組時代以降の原田さんが描かれています。
中途では少年時代のエピソードや
差料のことなども書かれてあったので勉強しました。
←読み方間違ってますね…。

傑作時代小説
沖田総司

★★☆☆☆

笹沢 佐保 廣済堂
沖田さんが疲れています…
悲しいことにここでは沖田さんが病んでいます。
これまで溌剌とした沖田さんしか読んでこなかったので…
ちょっとショックをうけました…
が、実際疲れることもあっただろうなと考えさせられた一冊。

物語も後半で、土方さんの
「所詮役立たずか」の一言には胸が痛みました。
どの作品でもやっぱり最期は黒猫のエピソードが使われ…
どの作品でも沖田さんの生涯を追うと
涙が込み上げてきてしまいますね…。

新撰組
物語と史蹟をたずねて

沖田総司
物語と史蹟をたずねて

土方歳三
物語と史蹟をたずねて

★★★☆☆

堂門 冬二
上から昭和51・52・60年の作品
…D×Iの生まれる前の作品ですよ。
これまで最新の新撰組歴史研究を追いかけて
資料を読み耽っていましたが、ふいとフィクションで、
自分が生まれる前に綴られた作品を読んでみました。
…凄いものですね…
たかだか20数年の違いでこうも見解が異なってこようとは。。。
幕末に近い(といっても云十年の差ですが)当時の方が
うんと当時の情勢(状勢)に明るいかと思いきや…
なかなかどうして分からないものなのですね。

史蹟スポット等の紹介と一緒に綴られてあるので
新撰組・沖田総司・土方歳三と視点の違う三冊を
併読してみるとイイかもです(^_^)…近藤勇ってないのかな?

物語日本史(下)

★★★☆☆

平泉 澄 講談社
-全三巻-

(下)
幕末・維新を勉強するのに徳川幕府を学ぶ必要があって…
関ヶ原の合戦あたりからボチボチと。

日本の歴史19

★★★☆☆

小西四郎 中央公論
開国と攘夷

こちらも歴史をそのまま勉強。確か赤穂浪士あたりからも
チラと読み取れたはず(?…自信無い…)
ただ、勝てば官軍で…
そちらの事情のほうが詳しかったり…。。。

新撰組顛末記

★★★★★

永倉 新八 新人物往来社
永倉さんの人間くささがぷんぷん薫る一冊。
←誉め言葉です。
初めから最後まで永倉さんと新撰組を追っていきます。
しっかり歴史の順序通りに整理されてあって読み易いものです。

永倉さん本人が残した内容だけあって、
彼が考えて行動した事に於いては、彼の意見が
主張されている感が捨て切れない状態にあるものもあれ、
とにもかくにも生き様がストレートに伝わってくるような
感覚を覚える一冊!これだけはフィクションとは思えないもの。

特に油小路の決闘で藤堂さんとのアノ場面が…
本人が語られただけあって、
より一層心を引き締められる思いです(>△<)

新撰組の研究資料にもしばしば用いられる物ゆえ、
是非読むべき一冊。

聞きがき新撰組

★★★★★

佐藤 c 新人物往来社
函館戦後の哀話は涙が止まりません
↑市村君が佐藤家を訪れるあの場面です。
そのままの記録を残されたことに感謝です。
豊玉発句集も。気になる「しれは迷い〜」の恋の歌v
拙者が一番好きなのは「表裏なきは君子の扇かな」の歌。
言い得て妙です。座布団一枚の歌だと思いません?
理屈臭くて駄句だと言われますが、句は楽しんでナンボでしょうv

新撰組101の謎

★★★★☆

菊地 明 新人物往来社
謎が解決(しないものも有)。奥の深い情報も同時にGET!
拙者が気になるのは原田さん…
本当に上野で亡くなられたのでしょうか?
山南さん…
大津にいた理由は何?
沖田さん…
時世の句ってあれ本当?

他にも×2…どれもこれも尋ねるには野暮な疑問ばかり…
拙者はまだまだ未熟者です。でも気になるよね!

幕末純情伝

★★★☆☆

つかこうへい 角川文庫
有名処なので新撰組を知ってすぐに
この作品とは出会っていたのですが、
始めの触りだけ見て当時は引きました…
だって沖田さんが女なんですもの〜(゚◆゚)
しかも土方さんと妙な仲に…
が、ある程度史実を踏まえてからこの作品を読めば
楽しめる一冊であります。ビバッつかこうへいワールド!
一緒に純情伝の映画(ドラマ)も見れば楽しさ倍増?

幕末新聞

★★★★★

幕末新聞
編集委員会
アスペクト
これは面白い一冊でしたv
なんと幕末の事象が新聞ちっくに掲載されています。
おまけに内容は面白可笑しく皮肉った文章で
新聞の角張った表現のないところが好感度UPですv
新撰組ばかりでなく、幕末のあの時代の流れを
全体的に追って見ていける上、
教科書のような堅苦しさがないので
幕末維新の歴史勉強にはもってこいかも?

日本史の旅
京都の謎
幕末維新編

★★★☆☆

高野 澄 祥伝社
拙者が京都に魅せられて早●年…(゚〜゚)
京都は訪れる毎に感動させられますv
そして京都を知る度により好きになっていきますvvv
なにが拙者を京都に駆り立てるのか?
それは京都の街並・風情・歴史を感じさせる土地柄・空気…
神社仏閣も外せませんが新撰組もまた然り。

歴史背景と一緒に京都の街並を紹介している一冊。
ガイドブックのような感覚で使用できるものみたいです。

竜馬暗殺

★★★★★

小林久三 光風社
これは文庫本のわりにかなり濃密な一冊!
竜馬暗殺は真っ先に原田左之助に容疑がかけられたこともあり
少々(…どころかかなり)気になる一件です!
現在も竜馬暗殺の真犯人は!?
というくらい幕末最大のミステリーでもあるのです。
暗殺犯の推理は諸説あり、今のところ
見廻り組の犯行だったとうことで一段落着いているようですが、
この本はもっと×2推理を進めて行こうじゃないか!
と思わせる一冊(^▼^)!…熱くなります!!
時代背景や人物関係等が事細かに丁寧に解説してあるので、
自分でも読みながら推理を展開できるので嬉しいです。
なかなかにこの坂本竜馬暗殺の背景は奥深くデカイ!
薩摩だ土佐だ見廻り組だ、では留まりません!
世界まで巻き込んでますからね(゚〜゚)読んでのお楽しみです!

坂本竜馬
物語と史跡を訪ねて

★★★★☆

八尋 舜右 成見堂
坂本竜馬の背景、史跡スポットを紹介。
…竜馬って一所に留まることを知らない人みたいですね…
まぁ色んな所にひょこひょこと…
彼のフットワークには驚かされます。

維新の嵐

★☆☆☆☆

嶋岡 晨 光栄
もし竜馬が生きていたらという話です。
近江屋で暗殺されたように見せかけて明治の世を
竜馬が生きるというもの。…まだ拙者は竜馬さんを
しっかり解っていないので、彼がもし明治を生きたら…
というような想像が出来ず、あまりいい印象が持てなかった
残念な一冊でした(TxT)読む時期が早かったかもです…くすん。

よみがえる幕末伝説

★★☆☆☆

松下 光志 宝島社
別冊宝島463号

新撰組の映画「御法度」から坂本竜馬についてなど。
監督や署名人達のコメントから歴史背景など。
面白おかしく簡単に紹介されてあります。

週刊
再現日本史(7)
講談社 最後の五稜郭 決戦
 土方歳三・函館に死す!

函館の幕末・維新の英雄に引っ掛けた
御土産などの紹介もあって、これは是非行った際には!
と思わせるGOODSがv ←御酒のラベルに土方さんのものがv
…拙者下戸でござるが…。函館巡察の折にまんまと買ったよ。

歴史読本

★★★★☆

新人物往来社
シリーズ真説維新史A
幕末最強新撰組10人の組長

これは凄い膨大な量の情報がギッチリ書き綴られてありますよ。
一人一人その組長の専門分野(?)を
細かく研究されているスペシャリストの方々が、
これでもかっ!てくらい解説してくれています。

どの研究史料と何を照らし合わせてこんな事が考えられる、
誰某の説はこうだがこのような説もある…
等々、色々な比較があったりして読み応えがあります。

大体の全体的なあらましを知った上で読んだ方が
納得しながら読み進めることができますよv

歴史と旅

★★★☆☆

秋田書店
幕末青春譜 剣道三国志

北辰一刀流の門弟紹介から、幕末維新に奔走した方々の
やっとうの流派を紹介した上で、彼らにまつわるエピソードを紹介。
新撰組からは藤堂さんのページがありますv

図解雑学
新選組

★★★★★

菊池 明 ナツメ社
大河「新選組!」で家族が新撰組に興味を持った
その機に乗じてまんまと嵌めるべく新撰組入門書として
読ませた一冊。図解なだけあって分かりやすいのがいいところ。
ざっと大筋を抑えることができますし、かといって内容が軽い
わけでもないので初心者向けにオススメできるかとv

NHK大河ドラマ・ストーリー
新選組!
[前編・後編]

★★★★★

NHK出版
第一話からして掴みはOKな大河「新選組!」。
まんまと嵌ってくれた家族が「組!」関連本を買っちゃいました。
どうもまだ新撰組にではなく「組!」が面白いということみたいで
あともう一押し欲しい所ですが、ぐっさん演じる永倉さんが好評。
大河出演者ゲストの回は土スタも欠かさず見てました(笑

NHKウィークリー
ステラ

★★★★★

NHK出版
これまた家族が買っちゃった「組!」関連の週刊誌。
まだドラマの域を出きってない「なんちゃって新撰組ファン」な
家族ですが、大河と一緒に毎週ステラの発行が楽しみでしたv
拙者も大河YEARは色々イベントにも参加させて頂いて
NHKさんには御世話になりましたが、参加したイベントが特集
されてたりしたらドキドキしましたv楽しかったな〜("ワ")v

誰も書かなかった箱館戦争

★★★★★

脇 哲 新人物往来社
函館旅行の際に推薦頂いた箱館戦争の研究本。
もう今じゃ本屋に並んでないですね…ようやく古本屋でGET。
戊辰戦争最後の戦、箱館戦争。旧幕府軍の鷲ノ木上陸から
松前・江差攻略、新政府軍交戦、降伏、降伏後の処置、と
順に追って碧血碑や土方さん戦死の謎などを徹底研究。
まだ暗い箱館戦争に光を見出す一冊です。

新選組大人名事典

★★★★★

新人物往来社
上(表紙/土方さん):あ〜そ、下(表紙/近藤さん):た〜わ

菊池明先生が前書きで触れている通り、これは少なからず、
…いや、かなり新撰組を齧った人が手にする本でしょう…。
全隊士を網羅した隊士列伝!拾える資料ありったけ!
隊士以外の人物もあります。縁者・敵・味方、
彼らと接点のあった関係人物も数多く事典引きになっています。

別冊歴史読本

新選組を歩く
士道に殉じた男たちの軌跡

★★★★★

新人物往来社
日本地図にざっと点在した史跡の数々を確認でき、
主要なスポット(京都・大阪・東京・会津・函館)は
より詳しい史跡地図があります。また要所に時代背景の
説明が写真資料付きで紹介されてあるので、
ちょっと史跡探索するにはありがたい一冊ですv

新選組銘々伝
[一〜四巻]

★★★★★

新人物往来社
新撰組よりピックアップされた計59名。
熱く語られています。人物事典の頁制限を補った感じ。
にくいところは、主要人物(試衛館メンバー)が
四つにまんべんなく振り分けられていて、
第一巻に歳さんが収録されていることか…。
一巻買ったら揃えるしかないじゃん!…みたいな(笑。

京都時代MAP
幕末・維新編

★★★★★

叶V創社
松岡 満
光村推古書院
この本を片手に京都の街を“足で歩く”ことをオススメ!
拙者、事ある毎に言いますが、史跡巡りは歩いてナンボ
だと思います。京都は起伏がないので歩きやすいですよv
史跡地図…昔はそんなのなかったので自作して
持ち歩いていたものですが…(今は良いものがありますな♪)
これは当時の地図と現在の地図を重ねて見れるので良いですv
トレーシング紙に写し込みになっているのでGOOD。

新撰組日記
永倉新八日記・島田魁日記を読む

★★★★★

木村 幸比古 PHP新書
内容は浪士文久報国記事と島田魁日記の翻刻。
区切りごとに解説があるので背景の補足はそれでOK。
あとはじっくり…じっくり…読むに限ります。。。
史料を見ても自分ではサッパリなので、活字修正が有り難いです。
永倉さんの、島田さんの一言一言が生の声で綴られています。

新撰組証言録
『史談会速記録』が語る真実

★★★★★

山村 竜也 PHP新書
明治二十二年四月に設立された史談会が、
幕末維新に関する実歴談を速記録にまとめて発行した
談話集『史談会速記録』。幕末の動乱を生きた人達の
生々しい声が綴られています。。。そしてそこにはやはり
新撰組のことも語られているわけでvそんな新撰組に関する
談話をピックアップして纏められた素敵な一冊ですvvv
しかし談話をそのまま鵜呑みにできない箇所も多々…。
明治の世の時代背景を要考慮、といった感じです。

俳遊の人・土方歳三
句と詩歌が語る新撰組

★★★★★

菅 宗次 PHP新書
国文学研究者の目から見た近藤・土方の漢詩・句・詩歌。
また当時の文芸のなんたるかという解説から、
豊玉発句集も一刀両断。「駄句」って何度も言われてます。
面白いのは随所に『燃えよ剣』が登場していること。
司馬遼太郎マジックです。「しれば迷い〜」v

新選組大全
上・中・下

★★★★★

菊池 明 新人物往来社
菊池先生の新撰組研究の集大成。
2004年の総司忌の折に伺ったお話では、この三巻を読めば
誰もの新撰組研究のラインが一線になってしまうとのこと。
包み隠さず菊池先生がお調べになった新撰組のアレコレが
ぎゅっと詰め込まれた新撰組大全。…拙者まだ上巻のみです。

歳三往きてまた

★★★★★

秋山 香乃 文芸社
歳さんがモッテモテvvv腐女子発言ですが萌度120%(笑
秋山香乃先生の作品に嵌った最初の作品。
躍動する物語の展開もさることながら、
人物の絶妙な絡み合いがツボを抑えています!
泣かされ、笑わされ、そして感動させられました。
歳さん、大好きだ―――!("▼")玉置君っ抜け駆け禁止っ!

五稜郭を落とした男

★★★★★

秋山 香乃 文芸社
山田市之允、長州のアイドルですねv後の顕義。
松陰門下は凄い奴らばかりですが、高杉総督を筆頭に
キャラクターが強烈な奴らに囲まれてちょっと認知度が低い市。
が、これがまた素敵ですよ彼。そして松陰門下一同!
新撰組サイドではありますが、これを読んで何度も
「こいつら(試衛館・松陰門下)友達だったらよかったのに…」って
思わずにいられなかった。。。いい男は皆死に急ぐんだから(T_T。

獅子の棲む国

★★★★★

秋山 香乃 文芸社
会津の智将、山川大蔵。会津戦争唯一の英談、
彼岸獅子入場のシーンから物語が始まります。
戊辰戦争は涙無しには語れませんが、
会津の斗南移封の様も綴られており、
胸が苦しくなることもしばしば。。。が、その中に
大蔵のやぼてんぶりがチラホラと花を添えています(笑
拙者に維新を乗り越えるきっかけをくれた素敵な一冊v
これを皮切りに明治も勉強したいと思いました。

☆☆☆ COMICS ☆☆☆

題名著者発行comment
北走新選組菅野 文白泉社
新撰組漫画は用途時代で終わってしまう
というジンクスを逆手に取った素敵な一冊!

風光る渡辺 多恵子小学館
ヒロインが新撰組に入隊!?
沖田総司との真剣なラブコメ(笑 じれったい(゚■゚;
斎藤さんがいい味出してます。

新選組黒鉄 ヒロシPHP研究所
史実を皮肉った洒落っ気がぐぅ!
史実を齧ってから読むのがオススメv

坂本 龍馬黒鉄 ヒロシPHP研究所
新撰組もちらちらっ…
↑の新撰組同様、史実を齧ってから読むのがオススメv

浅黄色の風里中 満智子中央公論社
沖田総司の人間らしい感情が伺えます。
少女漫画なだけに美しいです。世界が。

新撰組異聞
PEACE MAKER
黒乃 奈々絵エニクッス
ビジュアル派キャラ勢揃いです。
流血シーンが多いのでお子様にはちょっと…(×。
が、ギャグは面白い(笑 副長美麗ですしv

幕末純情伝
沖田総司が女!?近藤さんがズラ!?
多くは語りますまい。つかこうへいワールドです。

☆☆☆ TV・VIDEO・舞台☆☆☆

題名comment
新撰組血風録
幕末最大の決闘
池田屋斬り込み
1998.10.8
近藤 勇:渡 哲也

新撰組を世に知らしめた池田屋騒動!!
やはり新撰組の見せ場なだけあって
カッコイイのなんのって!("▼")!
実際はカッコイイとかいった次元の話ではないのですが
活劇となるとやはり見惚れてしまいます…

新撰組血風録
芹澤 鴨 雨の襲撃
1998.10.15
土方 歳三:村上 弘明

ちゃきちゃきカッコつけの土方さんでした(笑)
村上さんがカッコイイからそう見えたのかしら?
この回は芹沢鴨暗殺ということで
雨の夜の襲撃が極まってました…
どうも実際のところ襲撃夜の天候は??
不確かみたいですけどね?
日にちを間違えて記憶している可能性もあるとかで。
が、演出効果は抜群ですよね!

新撰組血風録
沖田 総司 剣と恋
1998.10.22
沖田 総司:中村 俊介

嗚呼…沖田さんの恋物語は切ないです…
青春真っ只中の(イイ男の)実らぬ恋こそ
胸を締め付けるものはないですよ(T〜T)
血風録を実際に読んでからこれを見た方が
沖田さんの心境をダイレクトに感じられて
一層感動できていいと思います☆

俺たちは志士じゃない 演劇集団
キャラメル
ボックス

惑星ピスタチオ

台本も一緒に読みましたが、イイです!
ビデオで見せていただいただけなので、
是非とも次回公演の機会には
劇場まで足を運びたいと思っています!

風を継ぐもの 演劇集団
キャラメル
ボックス
2001.5.22
これもイイ!キャラメル万歳!!
こちらは劇場へ生の舞台を見に行きました!
菅野さん味がでています!(FANになりました)
が、第一回公演の際のビデオも別の機会に見ましたが…
上川さん最高!!大好きですv(^▼^)v

また逢おうと
竜馬は言った
演劇集団
キャラメル
ボックス
1995
サマーツアー

こちらはビデオで見せてもらいました。
夫婦喧嘩を薩長同盟に引っ掛けた上に
竜馬に対抗して土方さんも登場するあたり
なかなかツボを刺激されますv
時田さん…POINTですね(笑)

竜馬が行く
一部:立志 二部:
TBS
正月ドラマ

上川さ―――――ん!!
キャラメルで土方役していたかと思えば…
竜馬まで…(+■+)うまい!
「死ぬな!殺すな!」、「わしら日本人ぜよ!」
…台詞がカッコイイ竜馬でした…
新撰組?…ちらっとね。。。

土方 歳三
北の大地に散る
NHK
その時
歴史が動いた
2001.6.6
〜戊辰戦争、最後の激戦〜

函館戦争をくわしく解説。
弁天台場の孤立!
かつての新撰組の仲間達を助けるべく馬を進める土方!
そこに一発の銃弾が…!!
土方役を演じていらした方が沖田さんという方で…
スタッフロールを見たとき目が点(゚▽゚)?

新撰組 見参! NHK
その時
歴史が動いた
2001.12.19
初回放送時に見れなかったことを悔やみ
NHK「その時」のHPで「再放送求む!」のメール・BBSを
シコタマ書きました…。他の方々からもその要望は多かったようで、
年の瀬も迫ったこの日にスペシャル構成で
再放送をしてくれたNHKに感謝!!

鳥羽・伏見の戦い NHK
その時
歴史が動いた
2002
新撰組副長・土方歳三の目を通して
鳥羽・伏見の戦いを紹介。
毎度の事ながら「その時」は感動します。。。
今回は鳥羽・伏見の戦いということで
さんざんの負け戦の解説だっただけに
歯痒いやら口惜しいやら悲しいやらで…
見ていて胃や胸が苦しかったです(+_+)

竜馬暗殺 世界
ふしぎ発見
1998.8.8
竜馬暗殺…これは幕末の最大の謎ですね!
明治になってからの告白、残された証拠、
近年発見された暗殺に使われたという刀…
竜馬は最期何を想ったでしょうか?
日本の行く末を最後まで想い続けていたのでしょうか…

新撰組 堂々日本史 1998.6
歴史をある程度知ってくるとありがちなのですが、
こういった番組の解説者が無知だったりすると
はっきり言って腹立たしくなりますね…
もちっと勉強してコメントしようよ…みたいな?
口惜しいのは時間に限りがあることで、
全てを語りきれないことですね(T■T)

岡上 菊栄 知ってるつもり 1998.6.14
坂本竜馬の姪の方です。
やはり血は受け継がれるものだということでしょうか?
菊栄さんの心の温かさに触れた気がして
胸が締め付けられ涙が溢れました…
竜馬にもみられる心の尊さが伺えられました。

萩・幕末
タイムトラベル
歴史出会い旅 1998
車の免許を取るのに益田まで合宿で行ったのですが、
萩・津和野は結局行けず終いだったので
長州の街並を楽しみに見ましたv
城下町の雰囲気みたいなものが
ほんのりとまだ感じ取れるような街並。
わりと狭い範囲の中に史跡も多く点在v
見ていて面白そうだったのが
町全体で羽織袴のコスプレをするお祭り(?)
長州の地に新撰組が闊歩していたのには
度肝を抜かれましたが…NICEです!

上野 彦馬 歴史出会い旅 1998.7.11
幕末の日本最初のカメラマン。
司馬遼太郎著『燃えよ剣』にも上野彦馬の
紹介の一節がありますね。絶妙に絡ませてます。
これを見てから『燃〜』を読み直して気付きました。
…それで思いましたよ…
知識があるのと無いのとでは一つの本を読むにしても、
感じ取るものの重みが変わってくるものだなぁ…と。

お笑い突撃風林火山
沖田総司
1997.8.15
沖田総司の顔を復元!
天然理心流を体験!
なかなか面白おかしく解説してくれていますv

おどろきもものき20世紀
永倉新八

20世紀まで生きた永倉新八の目を通して
新撰組と彼自身の後半生を紹介。
義を衛る為に奔走した彼の姿に涙…(T◆T)
鳥羽・伏見の戦いを経て江戸に引き返し
近藤さんらと喧嘩別れのような形で袂を別った永倉さん…
板橋で近藤さんが斬首されたという
知らせを受けた時永倉さんは何を思ったでしょう…?
同じ夢を見て、命を懸けて走り抜けた青春の日々…
筆舌するには重すぎる時を過ごしたと思います。
だからこそ戊辰の後、懸命に義に尽くそうと生きた
彼の生き様が胸を打ちました。。。
板橋に行けば絶対の墓碑に手を合わせましょう。

壮烈 新撰組
幕末の動乱
東映 1960
大物男優、片岡千恵蔵の近藤さんには貫禄有!
かなり素っ飛ばした構成ですが、
なかなかこれぞ時代劇!といった感じです。

燃えて散る炎の剣士
沖田総司

柴田恭平演じる土方さん…
柴田さんのキャラクターが強くて…最高(笑)
←見方間違ってます!
沖田総司を描くにはやはり二時間程度では
短いことが悔やまれますなぁ…(>_<)

坂本竜馬 上・下 TBS 1987
作られたカッコ良さがない竜馬を見ました。
実際、警吏の網を掻い潜るのにコソコソ命懸けで
活動していた様を表現しているのでしょうか?
無言の間が味を出しています。因みに白黒映画。

幕末青春グラフティ
坂本竜馬
東京放送 1986?
坂本竜馬大好きな武田哲也が主演。
好きな人の役柄で役者冥利に尽きることでしょうねv
武田哲也風の竜馬が楽しめます。
竜馬が脱藩したことで、その責を負い
御姉さんが自害したとの知らせを受けた竜馬が
「膝貸してくれんかのぉ…」と、お竜さんに
悲しみを受けとめてもらうシーンが一番涙を誘います…(T◇T)

幕末青春グラフティ
坂本竜馬 Ronin
東京放送 1986?
こちらも武田哲也が演じてます。
拙者的にここの高杉晋作はあまり感心しません…
が、事情はまた別(饅頭屋の切腹)で
「膝貸してくれんかのぉ…」のシーンがあり、
これがまた泣かせます…(T◇T)竜馬〜ぁぁぁ

幕末純情伝
坂本竜馬を斬った女

つかこうへいワールドです(笑)
これは小説で内容を押さえてから見れば面白いはず。
これだけでも十分喜劇で通用しますが。。。
フィクションとノンフィクションを弁えた上で、
コメディもOKよ!と思えるようになってからの方が
つかこうへいワールドは楽しめると思います(^▼^)自論v

白虎隊
第一部・第二部
日本テレビ 1986
第一部 京都動乱

会津の視点で壬生浪士組・新撰組結成から
八月十八日の政変、池田屋事件、
禁門の変、鳥羽伏見の戦い、と時間を追っていきます。
その中でも新撰組は会津藩御預として
近藤・土方・沖田を中心に色濃く演出。
土方さんっやっぱりカッコイイ〜vvv

第二部 落城の賦

会津武士のなんたるかを見るものですね。
慶喜が戦っている部下を捨てて
容保を連れて江戸へ逃げ帰ってしまった為に
多くの会津武士達が忠義に苦しむ様は
痛々しく…腸が辛かったです。。。
そして白虎隊…多くは語り残されなかった
少年達の戦いの様と最期の時が
色濃く描かれてありました。。。
白虎隊に限らず会津戦争の折には
数々の悲劇があったことを知らされました。。。

五稜郭
第一部・第二部
日本テレビ 1988
第一部
江戸最後の日−男たちの選択−

里美浩太郎演じる榎本釜次郎。かっちょいいです。
が、カッコよく描かれているだけに個人的にはやるせない
シコリが胸に残りました。が、幕府の内側から幕末を
詳しく追っていけるので勉強になります。幕府も大変だったのよ。

第二部
幻の蝦夷共和国−箱館戦争−

渡哲也演じる土方歳三、舘ひろし演じる伊庭八郎。
めちゃくちゃカッコ好いですvvvそして旧幕府軍側の
人物がいっぱい描かれているのが良いところですvvv
ちょっと振り返ってみて柴田恭平の土方と舘ひろしの伊庭
だったなら…あぶない幕末刑事!?(笑

奇兵隊
第一部・第二部
日本テレビ 1989
第一部
京洛の花に舞う−決起の章−

第二部
四境ことごとく敵−回天の章−

松平健の高杉総督。ガタイがいいだけにカッコ好いですv

勝海舟
第一部・第二部
日本テレビ 1990
田村正和の勝海舟、すごい嫌味です。

日本テレビから連続して幕末物が製作されていたので
驚いたのですが、これって'85年〜'93年までの9年間、
NHK「紅白歌合戦」の対抗番組として放送された
『年末時代劇スペシャル』なんですってね。
西南の役を描いた『田原坂』まだ見れてません(T■T。

彦馬が行く 潟pルコ 2002
写真館に訪ねる珍客達が面白いvもちろん幕末。
近藤さんも写真をとりにやって来ます。
けどなかなか撮ってもらえなくて…(ぷくく。
当時の写真はガラス板に光を焼きこむ時間が長く、
その間に被写体が動いてしまうと心霊写真のように
なってしまうことから、面白い写真がいっぱい撮られます。
もちろん三谷幸喜さんも出演されます。

竜馬の妻とその夫と愛人 東宝 2002
三谷幸喜の舞台劇の映画バージョン。
三谷さんの脚本には必ず笑わされますが、しっかり
御本人も出演されてて面白かったですv
話の大筋は竜馬亡き後のおりょうの人生を憂えるもの
ですが、ラストにどっかーんっと一発かまされてます。
全部お前のせいだ!
…本当だったら墓の中で皆卒倒しちゃいますよっ。


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